
犬と飼い主との関係の影の部分にスポットをあてた映画です。
保健所での殺処分問題が描かれています。
冒頭から暗い重い始まりで、人によってはここで既に涙します。
涙の理由は、犬に対する悲しみは、もちろんですが、私の場合は人間のあまりの勝手さに、申し訳ない思いの涙です。
主人公が、なんとか殺処分にならないように、奮闘します。
心を閉ざした捨て犬が、変わっていくさまは、心を洗われます。
改めて、犬の一生は飼い主次第だと感じさせる映画です。
現在、現実問題として、たくさんのペットが殺処分になっています。
この映画も実話が元だそうです。
人間の身勝手で、数えきれないほどのペットが、殺処分になっている事を忘れてはいけません。
オードリーの若林君が、いい味だしています。