子犬の頃にワクチンを接種する重要性は、以前にもお話しました。
犬の感染症は、治療がたいへん難しく、死亡率も高いです。
仮に病気が治っても、なんらかの後遺症が残る場合もあります。
ですから、犬の感染症に関しては、治療よりも予防が重要になります。
幸いな事に、最近はワクチンや薬で、ほとんどの犬の感染症を予防する事ができます。
それでは、ワクチン接種でどんな病気の予防ができるのでしょう。
ワクチンにもいろいろ種類がありますが、
・ ジステンバー
・ パルボ ここまでが2種混合ワクチン有効。
・ 伝染性肝炎
・ パラインフルエンザ
・ アデノウィルス2型感染症 ここまでが5種混合ワクチン有効です。
その他に現在では、8種、9種とあるようです。
この中でもっとも発症率が高く、怖いのがジステンバーとパルボです。
残念ながら、共に治療法がありません。
ジステンバーは、潜伏期3~5日ぐらいで、発熱・目ヤニ・鼻水・くしゃみ・下痢・
運動障害があらわれたりします。
パルボは、伝染力が強く、下痢・嘔吐・発熱・脱水、突然呼吸困難になります。
愛犬のため、ワクチン接種は必ずしてあげて下さい。